メキシコ・トルーカ & 米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- IUSAとEnVervは本日、先進的検針インフラ(AMI)、収益保護、プリペイド方式の検針、ソーラーアプリケーションの数々のプロジェクトで提携したと発表しました。これらのアプリケーションでは、EnVervのPLC(電力線通信)モデムSoC(システムオンチップ)EV8000が通信エンジンとして採用されています。
IUSAエンジニアリング担当ディレクターのエドアルド・ネリは、次のように述べています。「私たちがEnVervの技術を選択したのは、異なるネットワーク条件で優れた性能を発揮するとともに、ラインドライバー、物理層(PHY)、メディアアクセス制御(MAC)層、6LoWPANネットワーク層を含め、必要なモデムコンポーネントすべてがEV8000シングルチップSoCに統合されているという事実があるからです。結局、これら2つの際立った因子が相まって、当社はお客さまに優れた製品を提供することができます。」
EnVervの最高マーケティング責任者(CMO)を務めるレイザ・ミルカーニは、次のように述べています。「私たちはIUSAを提携先とすることができ、非常にうれしく思います。IUSAはメキシコ最大のメーターメーカーであり、スマートメーターやプリペイド方式検針では世界最先端の部類に入るソリューションを提供しています。私たちは、今回の発表を始まりとして、両社の関係が今後さらに深まるものと確信しています。」
EV8000は完全統合型のシングルチップPLC SoCで、ラインドライバーからネットワーク層まで、すべてのモデム機能を網羅するとともに、CENELEC-A、FCC、ARIBの周波数帯域に対応し、チップやモジュールハードウエアを何ら変更する必要がありません。さらに、EV8000ソフトモデムはITU-T G.9903 G3-PLCやITU-T G.9904 PRIMEのファームウエアコードをチップにダウンロードしさえすれば、これらのモードで動作するようにプログラムすることも可能です。
EnVervについて
EnVervは、カリフォルニア州サンノゼに本社を構え、サンディエゴと中国・深圳、台湾・台北に事業所を展開する米国のファブレス半導体メーカーです。EnVervのPLC SoCソリューションは、先進的検針インフラ(AMI)やその他の電力線をベースとしたスマート制御・監視アプリケーション向けに効率的・効果的な通信手段を提供することを目的に、低電圧(LV)および中電圧(MV)の電力線上で高性能通信を実現します。詳細情報についてはwww.enverv.comをご覧ください。
IUSAについて
1939年創立のIUSAグループは各分野で活躍する大手企業から成る民間複合企業で、中南米で最重要の企業グループの一角を占めています。そのたゆみない活動はメキシコの電化に貢献してきました。
IUSAはガス・水道・エネルギーの伝送・制御・検針向けの原材料を含め、建設分野の国際市場で有数の完全性を持つ事業ポートフォリオを有しています。製品の品質は国際的に認証済みです。
IUSAは40年以上にわたって国内外の市場向けに電気メーターを製造してきました。直近の画期的業績の1つが、自己管理型スマート検針システムで、これはスマートカードを利用して電気・水道・ガスの使用量を計測するものです。
このシステムは、電力などの公益企業による財務・営業経費を削減・最適化するとともに、消費者が使用量の管理を改善し、より柔軟性ある支払いオプションを可能にする目的で開発されました。
IUSAの自己管理型スマート検針システムは各国で特許を取得しており、基本的に多機能電気メーターと非接触送受信スマートカードで動作します。このシステムにより、前納・後納のいずれかのモードが可能になります。IUSAのシステムは前納モードの場合や、後納モードの場合には支払期日を守ることで、クレジットないし単位をダウンロードできるようになっています。短期的には、外部コマンドがない場合、システムは自律的動作が可能です。
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