TIAA-CREF、ヘンダーソンとの不動産投資合弁会社契約を完了

Australian Business
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ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 大手金融サービス機関のTIAA-CREFは本日、すでに発表されていた通り、欧州最大規模の資産運用会社のヘンダーソン・グローバル・インベスターズとの不動産投資合弁会社を設立しました。

新たに設立された不動産投資管理会社のTIAAヘンダーソン・リアル・エステート(THリアル・エステート)は、世界の主要な商業用不動産セクターのすべてで付加価値のあるコアな投資機会を模索します。50件のファンドおよび運用委託資産で構成される設立時点の運用資産は226億ドルで、アジア、欧州および北米の拠点により管理されます。ロンドンに本拠が置かれる合弁会社は、TIAA-CREFが60%、ヘンダーソンが40%を保有しています。

TIAA-CREFアセット・マネジメントのロブ・リアリー社長は次のように述べています。「TIAA-CREFは資産運用事業の拡充に注力しており、今回の合弁会社の設立は、グローバルな投資機関の確立を目指す当社の戦略の大きな前進を意味します。世界最大規模の極めて多角的な不動産投資プラットフォームである当社のグローバルな不動産事業の一層の拡大により業務網がさらに強化され、専門的な機関投資家のニーズに引き続き対応していくことが可能になります。」

今後もTIAA-CREFは、不動産投資における60年余の経験で培ってきた画期的なプラットフォームを通じて、直接保有不動産、不動産証券、民間商業用モーゲージなどに投資する482億ドル規模の既存のグローバルな不動産運用を継続します。TIAA-CREFとTHリアル・エステートの不動産投資プラットフォームの融合により、運用資産規模約710億ドル(2013年12月31日時点)の世界最大級の不動産投資管理会社が誕生します。

TIAA-CREFのグローバル不動産投資の責任者で、新合弁会社の会長に就任したトム・ガーバットは次のように述べています。「THリアル・エステートは、拠点、サービス提供能力、新たな投資機会へのアクセスの拡大を通じて、私たちの不動産投資プラットフォームの一段の成長を促すことになります。現地に関する知識と世界の不動産市場における豊富な経験を生かし、優れた不動産投資ソリューションを提供します。」

本日の設立と同時に、TIAA-CREFはヘンダーソンの26億ドル規模の北米不動産事業の買収を完了しました。これは独立事業として運営されていますが、TIAA-CREFの既存の不動産事業内で補完的なものとなります。米コネティカット州ハートフォードとシカゴの既存の運用チームおよび顧客サービスの専門家に変化はなく、これまで通りの運営が継続します。この部門は機関投資家のための合同運用ファンドや分離勘定口座を提供し、付加価値のあるコアな運用戦略に基づいて米国の4つの主要不動産セクターに投資します。現在、特に集合住宅、学生用住居、医療オフィスに重点を置いて運用を行っています。

TIAA-CREFについて

TIAA-CREF(www.tiaa-cref.org)は運用資産規模5640億ドル(2013年12月31日時点)の全米規模の金融サービス機関で、大学、研究機関、医療、文化事業分野の退職年金サービスの最大手です。

TIAA-CREFの商品は市場要因やその他のリスク要因の影響を受ける可能性があります。詳細については、該当する商品のパンフレットまたはwww.tiaa-cref.orgをご覧ください。

過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。

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投資商品、保険商品、年金商品は、FDICの保険対象ではなく、銀行による保証はなく、預金ではなく、いかなる連邦政府機関による保険の対象ではなく、いかなる銀行サービスまたは銀行業務の条件ではなく、また価値を喪失する可能性があります。

FINRAに加盟しているTIAA-CREFインディビジュアル・アンド・インスティテューショナル・サービシズとティーチャーズ・パーソナル・インベスターズ・サービシズは、証券商品を販売しています。

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