


米カリフォルニア州サンノゼ & イリノイ州シカゴ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- イーベイ(NASDAQ:EBAY)は本日、オンラインとモバイルファーストの次世代新興企業を支援する革新的な世界的決済プラットフォームのブレインツリーを総額約8億ドルの現金で買収することに合意したと発表しました。
イーベイのジョン・ドナホー社長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「ブレインツリーはペイパルに最適な会社です。ビル・レディとそのチームが加わることで人材と技術が補完され、ペイパルはモバイル決済分野での世界的なリーダーシップを促進できるようになります。ペイパルとブレインツリーは、次世代の商取引新興企業向けの革新的ソリューションを作成する開発者をサポートする両社のリーダーシップを協力して促進できると期待しています。」
ブレインツリーの決済プラットフォームは、人を引きつける新しい消費者体験を創造し、従来のビジネスモデルを打ち破るエアービーアンドビー(Airbnb)、オープンテーブル(OpenTable)、タスクラビット(TaskRabbit)、ユーバー(Uber)など、次世代の革新的企業を支援しています。買収の完了後、ブレインツリーは引き続きビル・レディ最高経営責任者(CEO)の下でペイパル内の独立したサービスとして事業を運営します。ビル・レディはペイパルのデビッド・マーカス社長に直属します。ブレインツリーの経営陣と従業員は、そのままとどまることが予定されています。
ペイパルのデビッド・マーカス社長は次のように述べています。「ペイパルの基盤は、起業家が優れた事業をオンラインで成長させるよう支援することです。ブレインツリーのチームを迎えることを大変うれしく思っています。この取引により、未来を築く開発者、起業家、販売業者、企業のために能力を強化できると考えています。」
ブレインツリーのビル・レディ最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「ペイパルとの連係により、ブレインツリーは今後もイノベーションの限界を押し上げ、より迅速に自信を持って新たな市場へと拡大することができます。当社の現在のお客さまと開発者は、これまでと同じレベルのサポートとパートナーシップおよび、より多くのリソースを利用することができます。」
モバイル機器やソーシャルネットワークを活用して互いに簡単に支払いを行えるブレインツリーのモバイル・アプリーケーション、ベンモ(Venmo)もこの買収に含まれます。これにより、ペイパルのモバイル決済能力が向上します。ペイパルはすでにモバイル分野で確固たる地位を確立しており、今年のモバイル決済総額は200億ドルを超えると予想しています。
この取引は、規制当局の承認を含む慣例的完了条件を満たすことが条件であり、2013年第4四半期後半に完了する予定です。ペイパルによるブレインツリーの買収が2013年後半に完了すると想定した場合、イーベイでは、ペイパルの2013年度の純決済総額に大きな影響は及ぼさないと予想しています。イーベイの予想では、2013年度のペイパルの純決済総額とブレインツリーの120億ドルの推定決済総額(そのうち3分の1はモバイル決済によるものと予想される)の定義上の違いにより、ブレインツリーの決済総額のかなりの部分がペイパルの純決済総額に加算されす、ペイパルの決済ゲートウェイ事業と同様に処理されて売上高のみが計上されます。ブレインツリーの決済総額に対する利益率は、事業構成によって大きく異なります。買収が2013年後半に完了すると想定した場合、イーベイは、この取引は2013年7月17日に発表した2013年度売上高ガイダンスに大きな影響を及ぼさず、2013年度非GAAP1株当たり利益ガイダンスにはマイナス0.01ドルの影響、2013年度GAAP1株当たりガイダンスにはマイナス0.01~0.03ドルの影響となると予想しています。
イーベイ・インクについて
イーベイ・インク(NASDAQ:EBAY)は、世界的な商取引・決済のリーダー企業です。当社は、あらゆる規模の企業が競争して成功を収めることのできる強固なプラットフォームを提供しています。1995年にカリフォルニア州サンノゼに設立されたイーベイは、数百万人もの買い手と売り手をつなぎ、2012年度の商取引高は1750億ドルに達しました。当社は、世界最大のオンライン・マーケットプレイスであり、ユーザーが世界のほぼすべての国で売買ができるイーベイ、個人や企業がデジタル決済の送金を安全・簡単・迅速に実行できるペイパル、米国および世界のグローバル企業がオムニチャネル商取引、マルチチャネル販売、デジタルマーケティングを実現できるイーベイ・エンタープライズを通じて事業を運営しています。当社はまた、世界最大のチケット販売マーケットプレイスのスタッブハブ(StubHub)やイーベイ・クラシファイドの専門マーケットプレイスを通じて何百万人にサービスを提供し、合わせて世界の1000以上の都市でプレゼンスを有しています。当社とそのオンラインブランドの世界的ポートフォリオに関する詳細情報については、www.ebayinc.comをご覧ください。
ペイパルについて
ペイパルはモバイル機器や店舗で迅速かつ安全に支払を行い、支払を受ける手段です。このサービスにより、金融情報を共有することなく簡単に送金でき、アカウント、銀行口座、クレジットカード、販促サービスで柔軟に支払を行うことができます。世界の193の市場の26種類の通貨で1億3200万件の活動口座を有するペイパルは、世界的な商取引を可能にし、毎日770万件以上の決済を処理しています。ペイパルは人々がいつでも、どこでも、どのような方法ででも取引ができるよう支援し、モバイルコマースの成長の推進力となっています。2013年度には200億ドルのモバイル決済を処理すると予想しています。ペイパルはイーベイ(Nasdaq:EBAY)傘下の企業で、2012年度のイーベイの売上高の40%を占めています。ペイパルは米カリフォルニア州サンノゼに本社を置き、シンガポールに国際事業本部を置いています。ペイパルの詳細についてはwww.paypal-media.comをご覧ください。
ブレインツリーについて
次世代の商取引を推進するブレインツリーの世界的な決済プラットフォームは、エアービーアンドビー(Airbnb)、ファブ(Fab)、リビングソーシャル(LivingSocial)、オープンテーブル(OpenTable)、タスクラビット(TaskRabbit)、ユーバー(Uber)を含む数千社の革新的なオンライン・モバイル商取引企業向けに、2013年度には約120億ドルの決済を処理すると予想されています。北米、欧州、オーストラリアの40カ国以上の販売業者が、ブレインツリーを用いて130種類以上の通貨での決済を受け入れています。ブレインツリーは現在、4000万人以上の消費者にモバイル・アプリのベンモ(Venmo)によるワンクリック購入を提供し、モバイル機器で簡単に支払ができる手段を提供しています。詳細については、www.braintreepayments.comおよびツイッター(@braintree)をご覧ください。
将来見通しに関する記述について
本発表記事は、ブレインツリーの買収がペイパルおよびイーベイの財務・営業業績や事業に及ぼすと予想される影響、買収後のブレインツリーの運営と経営、予想される買収完了時期、ペイパルの推定モバイル決済総額、ブレインツリーの推定決済総額およびモバイル決済総額に関する記述などの将来見通しに関する記述が含まれています。これらの将来見通しに関する記述にはリスクや不確定要素を伴い、実際の結果は記述された内容と大きく異なる場合があります。これらの相違を引き起こす原因あるいはそうした結果につながる可能性のある要因として、本取引の規制当局による承認とその時期、本取引が完了しない可能性、ブレインツリーの顧客と販売業者およびゲートウェイ・パートナーの本取引に対する反応、ブレインツリーおよびペイパルの事業の将来的成長、本取引に対する競合他社の反応、本取引を受けての統合が予想以上に困難である可能性が含まれますが、これらに限定されるわけではありません。当社の事業および業績に影響する可能性のある潜在的要因についての詳細は、2012年12月31日締めのイーベイ年次報告書(フォーム10-K)、四半期報告書(フォーム10-Q)、最新報告書(フォーム8-K)、その他の定期的提出書類に記載されています。すべての将来見通しに関する記述は、その作成日においてイーベイが入手できた情報に基づいており、イーベイは将来見通しに関する記述を更新する義務を負いません。
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