東京--(BUSINESS WIRE)--タイヨウ・パシフィック・パートナーズは本日、J トラスト株式会社(8508)の発行済株式総数の5%超を取得し、同社第3位の大株主になったと発表した。タイヨウ・パシフィック・パートナーズは、経営陣と協働し、企業価値の向上を目指す協力的な投資スタイルを持つことで知られる。
タイヨウ・パシフィック・パートナーズの最高経営責任者(CEO)兼マネージング・パートナーであるブライアン・K・ヘイウッドは、「J トラストは日本のノンバンク業界の中にあって、その革新的な経営により際立った存在感を確立しています。藤澤社長は、業界内で通常見過ごされがちな魅力的な投資案件を発掘されてきました。我々タイヨウ・パシフィック・パートナーズも信頼出来る経営陣が率いる企業に対しては業界を問わず積極的に投資していきたいと考えています。藤澤社長のこれまでの経営手腕に敬意を示すと共に、彼の明確な経営ビジョンは今後同社を更に高い利益水準へと押し上げてくれるものと考えています。」と述べた。
タイヨウ・パシフィック・パートナーズの最高投資責任者(CIO)兼マネージング・パートナーであるマイケル・A・キングは、「同社の高い資産効率に見て取れるように、藤澤社長はこれまでに国内外の様々なコンシューマー・ファイナンス事業をM&Aを通じて取り込み、各事業間のシナジーを確実に実現されてきました。直近のライツ・オファリングを通じた調達資金についても今まで同様に高いROICを実現出来るような投資案件に活用してくれるものと考えています。」と述べた。
J トラストの代表取締役社長 藤澤信義は、「タイヨウ・パシフィック・パートナーズは長期的な視点で、当社の経営戦略や事業戦略をご理解頂いております。数ある企業の中から、当社を投資先として選択いただきました事に感謝申し上げますと共に、その期待に応えられるようファイナンス分野を柱とした事業規模の拡大を図り、企業価値のさらなる向上に努めてまいります。」とコメントした。
現在ワシントン州カークランド市に拠点を置くタイヨウ・パシフィック・パートナーズは、日本やアジアにおける友好的アクティビスト投資を専門に行うために、2003年にアジア専門のプロフェッショナルにより設立された。タイヨウ・パシフィック・パートナーズの日本に特化したファンドの運用資産残高は20億ドル超。全てのファンドで友好的アクティビスト投資を行う。ファンドの投資家は米国、日本、欧州の年金基金や機関投資家を含む。
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